インプラント症例

インプラントと骨造成術の症例

  • CASE 01

    下の奥歯に骨の幅を増やすインプラント治療
    (骨の幅の狭いタイプ)

    下の奥歯の骨の幅が狭い症例の治療前口腔内写真 術前
    詳細を開く
    患者様
    68歳 女性
    主訴
    奥歯で噛めない
    現病歴

    左下の奥歯を4本喪失されて5年以上経過していました。インプラント治療を希望されておりましたが骨が少なく治療が難しいということで来院されました。

    現症

    骨が非常にやせて幅が2.69mmになっていました。
    このように骨の幅の足りない状態を水平的骨欠損と言います。

    下顎の歯列図(治療部位の#34・#36・#37をハイライト表示)
    治療計画
    内容

    当院では、まず理想的な歯の形を設計したうえでCT撮影を行い、インプラントを入れる位置や角度を慎重に計画します。検査の結果、まず骨造成(GBR)で約10mm骨の幅を増やし、その後インプラント埋入を行う方針としました。
    奥歯の外側(頬に近い方)には重要な神経の出口(オトガイ孔)があり、また奥歯の内側(舌に近い方)には太い血管、神経が走っています。これらを傷つけることなく、インプラントを埋め込むための骨を大幅に増やすのは高難易度の治療です。
    現在治療後12年が経過しておりますが、骨造成を行なった部分も安定した状態が保たれてます。

    治療期間
    10ヶ月
    費用
    (概算)

    リラックス麻酔(静脈内鎮静)
    3回分 0円
    インプラント3本 30万円×3
    ダミー部1本 14万円×1
    GBR 20万円

  • CASE 02

    下の奥歯に骨の高さを増やすインプラント治療
    (骨が陥没しているタイプ)

    下の奥歯の骨が陥没している症例の治療前口腔内写真 術前
    詳細を開く
    患者様
    68歳 女性
    主訴
    左下の凹みを治してほしい
    現病歴

    左下の奥歯を2本抜歯された後歯肉が凹んでいました。インプラント治療を希望されておりましたが骨が少なく治療が難しいということで来院されました。

    現症

    垂直的骨欠損(骨が陥没した状態)があり、欠損量は7mmでした。

    下顎の歯列図(治療部位の#35・#36をハイライト表示)
    治療計画
    内容

    検査の結果、まず骨造成(GBR)で約10mm骨の高さを増やし、その後インプラント埋入を行う方針としました。
    垂直的骨欠損の治療は、症例1のように幅を増やす水平的骨欠損の治療よりも格段に難しくなります。
    理由として、
    ①症例1では骨を増やす手術の際に吸収性の保護膜を使いましたが、垂直的欠損の場合にはより強固に骨補填材を支える必要があるため、より扱いの難しいチタンフレーム付きテフロン製の非吸収性保護膜を使い骨補填材を覆う必要があるからです。

    ②また大幅に骨を増やすので、骨補填材を置くと元々の骨の位置よりもボリュームが膨らんでしまい、切開した歯肉を元の位置で縫い合わせることができなくなります。そこで剥がした歯肉の内面の骨膜を切り歯肉が伸びるようにする切開(減張切開)を行わなければならないからです。症例1と同じく、下顎の手術なので、オトガイ孔と、舌側の太い血管、神経などに注意が必要ですが、この方も神経や他の歯の根を損傷することなく、適正な角度、位置、間隔、深さにインプラントを埋め込むことができ、審美性が高く、長期間に渡りケアしやすい仕上がりとなりました。

    現在治療後11年が経過しておりますが、骨造成を行なった部分も安定した状態が保たれてます。

    治療期間
    10ヶ月
    費用
    (概算)

    リラックス麻酔(静脈内鎮静)
    3回分 0円
    インプラント2本 30万円×2
    GBR 30万円

  • CASE 03

    外傷後の上の前歯のインプラント治療
    (欠損部の隣在歯にすでに歯肉退縮が起きているタイプ)

    外傷で上の前歯を失い隣の歯に歯肉退縮がみられる症例の治療前口腔内写真 術前
    詳細を開く
    患者様
    56歳 男性
    主訴
    自然な見た目に戻してほしい
    現病歴

    転倒による外傷で上の前歯が歯根破折し、
    他院で抜歯を受けた患者さまが来院されました。

    上顎の歯列図(治療部位の#11・#21をハイライト表示)
    現症

    外傷と抜歯後の骨吸収の影響で前歯部の骨が水平・垂直方向に不足しており、
    かつ周囲の歯には歯肉退縮も起きている状態でした。

    治療計画
    内容

    当院では、まず理想的な歯の形を設計したうえでCT撮影を行い、インプラントを入れる位置や角度を慎重に計画します。
    検査の結果、そのままでは骨の量が足りないことがわかったため、インプラント治療と同時に骨造成(GBR)を行う方針としました。
    ただ隣の歯の歯肉退縮(アタッチメントロス)が3mmを超えている場合、骨造成ができる量に限界が出てくるので、理想的な仕上がりにする場合は、さらにその問題の歯の抜歯が必要になる場合があります。患者様は抜歯は希望されませんでしたが、見た目の仕上がりに強いこだわりがあり非常に難易度が高い症例です。
    手術では、計画した位置にインプラントを埋入し、その周囲に十分な骨の厚みを確保できるよう、骨造成を併用しました。
    専用の材料や保護膜を用いて骨が再生するためのスペースを確保し、将来的に安定した治療後の経過につながるよう配慮しています。
    さらに前庭形成術を用いて、骨造成による歯肉の変形と将来的なセルフケアがしやすいように見た目と使いやすさの改善をおこないました。

    治療期間
    9ヶ月
    費用
    (概算)

    リラックス麻酔(静脈内鎮静)
    3回分 0円
    インプラント2本 30万円×2
    GBR 20万円
    前庭形成術 10万円

  • CASE 04

    下の前歯のインプラント治療
    (隣との歯の隙間が非常に狭い欠損部タイプ)

    下の前歯の隙間が狭い欠損部の治療前口腔内写真 術前
    詳細を開く
    患者様
    44歳 女性
    主訴
    失った歯をインプラントできれいに治してほしい
    現病歴

    下の前歯が歯根破折し、他院で抜歯後にインプラントを検討されている患者さまが紹介来院されました。

    下顎の歯列図(治療部位の#41をハイライト表示)
    現症

    抜歯後の骨吸収の影響で前歯部の骨が水平方向に不足している状態でした。
    隣の歯との隙間は6mmと非常に狭い状態でした。

    治療計画
    内容

    まず理想的な歯の形を設計したうえでCT撮影を行い、インプラント埋入と同時に骨造成、インプラントを入れる位置や角度を慎重に計画しました。
    検査の結果、そのままでは骨の量が足りないことがわかったため、インプラント治療と同時に骨造成を行う方針としました。
    手術では、計画した位置にインプラントを埋入し、その周囲に十分な骨の厚みを確保できるよう、GBRを併用しました。
    2種類の保護膜を用いて骨が再生するためのスペースを確保し、また骨補填剤の吸収がなるべく少なくなるように配慮しました。
    舌側の減張切開を行なったため、骨造成による歯肉の変形はおこらず、前庭形成術は必要ありませんでした。
    隣の歯との距離が近い場合、骨造成後の感染が起きると、両サイドの歯に悪影響し一気に歯肉退縮(アタッチメントロス)が起きます。ピンポイントのインプラント埋入、手術中の狭い範囲での器具の操作、術後管理と難易度が高い症例です。

    治療期間
    9ヶ月
    費用
    (概算)

    リラックス麻酔(静脈内鎮静)
    2回分 0円
    インプラント1本 30万円×1
    GBR 15万円

  • CASE 05

    ソケットリフトを用いた上の奥歯のインプラント治療
    (上顎洞との距離までがやや近いタイプ)

    上顎洞との距離がやや近い上の奥歯の欠損部の治療前口腔内写真 術前
    詳細を開く
    患者様
    70歳 女性
    主訴
    入れ歯が合わない
    現病歴

    右の上下の奥歯を20年以上前に抜歯され、その後義歯を作製しましたが嘔吐反射があり使えずそのまま放置されていました。
    奥歯でものが噛めるようになり満足に食事を取りたいとの希望を持ち来院されました。

    現症

    奥のインプラント埋入予定部位は上顎洞までの骨の高さが6.8mmと、10mmのインプラントを使用した場合やや不足している状態でした。

    上顎の歯列図(治療部位の#16をハイライト表示)
    治療計画
    内容

    検査の結果、そのままでは骨の高さがやや足りないことがわかったため、インプラント治療と同時に骨造成を行う方針としました。
    手術では、計画した位置にインプラントを埋入し、3〜4mm程度の骨の高さを確保できるよう、ソケットリフトを併用しました。盲目的な手術手技であるため、骨補填剤の上顎洞内への迷入により副鼻腔炎を誘発しないように挙上した洞粘膜下は自己血で満たしました。

    治療期間
    2ヶ月
    費用
    (概算)

    リラックス麻酔(静脈内鎮静)
    1回分 0円
    インプラント2本 30万円×2
    ダミー部1本 14万円×1
    ソケットリフト 8万円

  • CASE 06

    サイナスリフトを用いた上の奥歯のインプラント治療
    (上顎洞との距離までがかなり近いタイプ)

    上顎洞との距離がかなり近い上の奥歯の欠損部の治療前口腔内写真 術前
    詳細を開く
    患者様
    52歳 女性
    主訴
    奥歯が噛むといたい。
    現病歴

    右上奥歯の根の治療を10年前に受けていましたが、3年前ごろから硬いものを噛むと痛みを感じたり、体調不良の時は歯肉が腫れたりを繰り返しという経緯で来院されました。

    現症

    奥のインプラント埋入予定部位は上顎洞までの骨が高さが3mmと、10mmのインプラントを使用した場合、7mm不足している状態でした。

    上顎の歯列図(治療部位の#16をハイライト表示)
    治療計画
    内容

    検査の結果、そのままでは骨の高さが足りないことがわかったため、インプラント治療と同時に骨造成を行う方針としました。
    手術では、サイナスリフトをし、10mm程度の骨の高さを確保した後、計画した位置にインプラントを埋入しました。名視野下の手術手技であるため、挙上した洞粘膜に穴が空いていないかを確認し、挙上したスペースには骨補填剤を充填しました。
    手術時間は40分でした。

    治療期間
    9ヶ月
    費用
    (概算)

    リラックス麻酔(静脈内鎮静)
    2回分 0円
    インプラント2本 30万円×2
    ダミー部2本 14万円×1
    サイナスリフト 20万円

  • CASE 07

    サイナスリフトを回避するインプラント治療
    (蝶形骨インプラント)

    頭蓋骨の模型図で蝶形骨の位置を赤く示したイラスト
    詳細を開く
    患者様
    84歳 女性
    主訴
    10年ほど前に治療したブリッジが噛むと痛い症状が出てきた
    現病歴

    10年ほど前に治療したブリッジが噛むと痛い症状が出てきた患者さまが来院されました。
    嘔吐反射もあり他院でインプラントの相談をしましたが、骨量、年齢などの理由で治療ができないと言われ当院に来院されました。

    上顎の歯列図(治療部位の#17をハイライト表示)
    現症

    右上のブリッジの手前の土台の歯根は折れていて、残りの土台の歯は歯周病で周りの骨が溶けて痩せていました。

    治療計画
    内容
    頭蓋骨の模型図で、インプラントの固定源となる蝶形骨の位置を赤く示したイラスト(側面・正面)

    検査の結果、そのままでは上顎洞までの骨の高さが不足していましたが、親知らず後方の骨(上顎結節)が残っていましたので、その部分とさらに後上方にある蝶形骨に固定源を求めインプラントを埋入する方針としました。

    フリーハンドでの蝶形骨を使ってのインプラント治療は、解剖学的な位置関係の理解と3次元的な空間認識力と高度な技術を要しますが、この治療法を用いることで、副鼻腔の中への骨移植(サイナスリフト)を避けることができ、術後の腫れもほとんど無く、抗生物質の内服期間を短くできるなどの患者様の体への負担を軽くすることができます。
    当院では患者様の年齢、全身状態、仕上がりへの要望に応じて様々な治療オプションを提示させていただき、満足のいくオーダーメイドのインプラント治療を提供します。

    治療期間
    3ヶ月
    費用
    (概算)

    リラックス麻酔(静脈内鎮静)
    1回分 0円
    インプラント2本 30万円×2
    ダミー部2本 14万円×2

  • CASE 08

    歯肉の形態をととのえるインプラント治療
    (硬い歯肉が失われたタイプ)

    硬い歯肉が失われた上の奥歯の欠損部の治療前口腔内写真 術前
    詳細を開く
    患者様
    31歳 女性
    主訴
    歯を入れてほしい
    現病歴

    左上に先天的欠損歯があり変則的なブリッジが入っていましたが、3年前に土台の歯の根が割れ抜歯をし、その後見た目と食事時の不自由さよりインプラント治療で治したいとの希望で来院されました。

    上顎の歯列図(治療部位をハイライト表示)
    現症

    奥のインプラント埋入予定部位は上顎洞までの骨が高さが6mm、
    骨幅が5mmで治療開始年齢が31歳でこれから先の平均的余命を考えると、
    長く良好な状態を保たせるのはもう少し骨を増やした方がいい状態
    でした。

    治療計画
    内容

    検査の結果、そのままでは骨の高さが足りないことがわかったため、インプラント治療と同時に骨造成を行う方針としました。手術では、サイナスリフトで骨の高さを確保した後、計画した位置にインプラントを埋入し、同時に骨幅を増やすためにGBRを行いました。
    6ヶ月後、角化粘膜(硬い歯茎)、口腔前庭(歯ブラシスペース)が喪失した状態で治癒したため有茎口蓋弁移動術を用いて前庭形成を行うことで、
    ①骨造成による粘膜部の変形の改善
    ②歯肉の厚みを増やし骨造成部の急激な骨吸収の予防
    ③将来的なセルフケアがしやすいよう改善

    をおこないました。

    治療期間
    10ヶ月
    費用
    (概算)

    リラックス麻酔(静脈内鎮静)
    3回分 0円
    インプラント2本 30万円×2
    サイナスリフト 20万円
    GBR 20万円
    有茎口蓋弁移動術 15万円

  • CASE 09

    リカバリーインプラント治療
    (インプラント周囲炎タイプ)

    インプラント周囲炎の初診時の口腔内写真とレントゲン写真 初診
    詳細を開く
    患者様
    70歳 女性
    主訴
    左下が噛むと痛い
    現病歴

    8年ほど前に他院でインプラントを治療後ほどなくして調子が悪くなり、ついには揺れと痛みの症状が出てきた患者さまが来院されました。

    下顎の歯列図(治療部位をハイライト表示)
    現症

    深く凹んだ骨にインプラントが埋入されていて、そのインプラントの周囲の骨が溶かされグラグラになっていました。
    また自分と歯と被せ物を連結された部分の歯根は荷重負担により折れていました。

    治療計画
    内容

    検査の結果、まず不良インプラントの撤去、歯根破折を起こした歯の抜歯後、12mmの垂直的骨欠損状態(深く凹んだ状態)となったので、骨造成(GBR)で骨の高さを増やし、その後インプラント埋入を行う方針としました。

    垂直的欠損状態であるので、チタンフレーム付きテフロン製の非吸収性保護膜を使い骨補填材を強固に支え、骨の高さを増やしました。
    下顎の手術なので、オトガイ孔と、舌側の太い血管、神経などに注意が必要ですが、この方も神経や他の歯の根を損傷することなく、適正な角度、位置、間隔、深さにインプラントを埋入しています。
    さらに遊離歯肉移植術(FGG)を用いて、骨造成による歯肉の変形と将来的なセルフケアがしやすいように見た目と使いやすさの改善をおこないました。

    治療期間
    18ヶ月
    費用
    (概算)

    リラックス麻酔(静脈内鎮静)
    5回分 0円
    インプラント3本 30万円×3
    GBR 30万円
    FGG(遊離歯肉移植術) 10万円

  • CASE 10

    複数の骨造成手技を組み合わせるインプラント治療
    (重度の垂直的骨欠損タイプ)

    重度の垂直的骨欠損がある症例の治療前口腔内写真 術前
    詳細を開く
    患者様
    57歳 男性
    主訴
    下の前歯の凹みを治して
    噛めるようにしてほしい
    現病歴

    他院で長年歯周病治療を行っていましたが治らず、抜歯後に大きく歯肉と骨が失われた患者さまが紹介来院されました。

    現症

    歯周病の影響もあり下顎前歯部の骨が最大水平方向に8mm、垂直方向に9mm不足している状態でした。
    上の残された歯も揺れていて、上顎洞までの距離が近く骨の高さが少ない状態でした。

    上顎・下顎の歯列図(治療部位の#43・#41・#32などをハイライト表示)
    治療計画
    内容

    まず理想的な歯の形を設計したうえでCT撮影を行い、インプラントを入れる位置や角度を慎重に計画しました。
    検査の結果、そのままでは骨の量が多く足りないことがわかったため、骨造成を2段階に分けて行う方針としました。手術では、垂直的骨欠損(陥没状態)の改善のためサンドイッチ法を行い次に、計画した位置にインプラントを埋入し、その周囲に十分な骨の厚みを確保できるよう、水平的骨欠損(骨幅が狭い)の改善のためGBRを用いました。広い範囲での垂直的骨欠損が起きている場合、血流が通った移植法(Vascularized Bone Graft)を用いることで治療の成功率が格段に上がります。
    ただそれだけでは水平的骨欠損状態の改善が得られないので、GBRや自家骨移植で骨幅の厚みを増します。
    さらに前庭形成術を用いて、骨造成による歯肉の変形と将来的なセルフケアがしやすいように見た目と使いやすさの改善をおこないました。

    治療期間
    18ヶ月
    費用
    (概算)

    上顎

    リラックス麻酔(静脈内鎮静)
    3回分 0円
    インプラント8本 30万円×8
    ダミー部4本 14万円×4
    サイナスリフト(左右) 
    20万円×2

    下顎

    リラックス麻酔(静脈内鎮静)
    4回分 0円
    インプラント2本 30万円×5
    ダミー部2本 14万円×3
    サンドイッチ法 30万円
    GBR 20万円
    前庭形成術 10万円

  • CASE 11

    全顎インプラント治療
    (歯周病で口腔内が崩壊し骨量も少ないタイプ)

    歯周病で口腔内が崩壊し骨量も少ない症例の治療前口腔内写真 術前
    詳細を開く
    患者様
    60歳 男性
    主訴
    昔のように食事がしたい
    現病歴

    幼少期の歯科治療のトラウマより、それ以来歯科医院に通院したことがなく、インプラント治療でQOLの向上を希望されている患者さまが一大決心され来院されました。

    現症

    全ての歯に歯石が付着し、グラグラ揺れていました。
    歯槽骨(歯根が埋まっている骨)が広範囲で破壊されており上顎臼歯部の骨の高さが非常に少ない状態でしたが、下顎は元々の骨量が豊富であったので、骨造成を行わなくてインプラント治療が可能な程度の骨が残存していました。

    上顎・下顎の歯列図(治療部位の#13・#15・#17・#23・#25・#27をハイライト表示)
    治療計画
    内容

    検査の結果、そのままでは上の奥歯相当部の骨の高さ少ないことがわかったため、
    インプラント治療と同時に骨造成を行う方針としましたが、治療終了まで数ヶ月かかる見込みのため、
    ①患者様の希望されている食事を人並みに摂れることを早期に実現すること
    ②噛み合わせ時の顎の適正な位置を見つけるため

    インプラントを利用した仮歯を使用しました。
    その2つの目標が達成された後、サイナスリフトで十分に骨の高さを確保し、計画した位置にインプラントを埋入しました。
    また下顎はグラフトレス(骨移植なし)でインプラントを埋入しました。
    全体的なインプラント治療では、
    ①患者様の希望を理解し、優先順位を決めて現状で何をすべきであるか等の診断、治療計画の立案する能力
    ②治療後に長くいい状態が保たれるよう、力学的なバランス配分を考え、前歯から奥歯までインプラントを広くポジショニングする技術が主治医に要求されます。

    治療期間
    8ヶ月
    費用
    (概算)

    上顎

    リラックス麻酔(静脈内鎮静)
    4回分 0円
    インプラント6本 30万円×6
    ダミー部8本 14万円×8
    サイナスリフト(左右) 20万円×2

    下顎

    リラックス麻酔(静脈内鎮静)
    4回分 0円
    インプラント6本 30万円×6
    ダミー部8本 14万円×8

  • ※ダミー部

    インプラントブリッジの3本連結した際のポンティック
    (pontic)真ん中の人工歯のこと

    インプラント2本で支える3本連結のブリッジの模型。真ん中の人工歯(ダミー部)を丸で示している
  • ※FDI方式で見る
    歯列番号

    FDI方式(国際歯科連盟方式)とは、
    世界中の歯科医療で使われている、
    2桁の数字で歯の位置を示すシステムです。

    FDI方式では口腔を4つの象限に分け、
    2桁の数字で歯を表します。
    最初の数字が象限(右上1、左上2、左下3、右下4)、
    次の数字が歯の位置を示します。

    FDI方式の歯列番号図。上顎右側が#11〜#18、上顎左側が#21〜#28、下顎左側が#31〜#38、下顎右側が#41〜#48で、それぞれ中切歯から第三大臼歯の順に番号が付く
電話予約 来院予約