オトガイ形成と中抜き法とは?あごのバランスを整える手術の違いと費用をご紹介
「アゴが長くて、あと少し短ければバランスがいいのに…」
「アゴが小さくて童顔に見られるし、横顔のバランスが気になる…」
そのようなお悩みを根本的に解決に導くのがオトガイ形成です。
今回は、「オトガイ形成」と「中抜き法(ダブルカット)」についてどのような手術で、どんなリスクがあり、得られるメリットについてもご紹介していきます。

【オトガイ形成とは?】
オトガイ形成術は、顎先(あごさき)の骨を切って形や位置を調整する形成手術です。口の中からアプローチし、顎の骨を一部切断して前に出したり、後ろに引っ込めたり、左右にずらすことで、横顔のラインやフェイスラインのバランスを整える目的で行います。
「顎が引っ込みすぎて顔がぼやける」
「顎が出すぎてしゃくれて見える」
「顔のバランスに対して顎先が歪んでいる」
こうした輪郭の悩みに対応します。
※1回の骨切りで調整可能なケースが多く、比較的シンプルな手術です。
【中抜き法(ダブルカット)とは?】
中抜き法(別名:ダブルカット)は、顎の長さを物理的に短くするための形成手術です。
オトガイ部分の骨を「上下2カ所で切断し、その間の骨を取り除いて再固定する」という方法です。
顎が長く「面長」に見える方や、下顔面(鼻下〜顎先)の縦幅が気になる方に適応されます。
通常のオトガイ形成よりもやや複雑で、精密な骨操作が必要になります。
《手術事例》

中抜き法にて5ミリ短縮、術後2週間の症例です。外面を傷つけない手術のため、傷跡も無く、不自然さも無く良好な術後です。

横から見ても不自然さも無く、大きかったアゴの主張が抑えられています。
【適応と目的の違い】
手術名①
オトガイ形成術
適応症例
顎が引っ込みすぎ/出すぎ、左右非対称
手術の目的
顎先の前後・左右調整で輪郭バランスを整える

手術名②
中抜き法(ダブル)
適応症例
顎が縦に長い、下顔面が間延びして見える
手術の目的
顎の長さを短くして小顔に見せる

どちらの手術も「口腔内(口の中)からのアプローチ」のため、外見に傷が残ることはほとんどありません。
【手術方法の違いとメリット・注意点】
オトガイ形成術(通常)
骨を1回カットし、前後や左右に移動
比較的ダウンタイムが短め(腫れ1〜2週間)
簡単な輪郭修正に適している
中抜き法(ダブルカット)
骨を2回カットして中央部分を除去
顎が長い場合に有効
難易度が高く、術後の腫れ・ダウンタイムがやや長くなる傾向
【費用の目安と追加オプション】
【基本の手術】手術項目:オトガイ形成術(基本)
金額 :45万円
手術内容:顎先の前後・左右調整(骨1カ所の切開)
手術項目:中抜き法(ダブルカット)
金額 :60万円
手術内容:骨を上下2カ所で切って長さを短縮
【追加オプション】
オプション項目:吸収性固定プレート
金額 :12万円
手術内容:体内で自然に吸収され、取り外し不要
オプション項目:チタンプレート除去手術
金額 :15万円
手術内容:骨の治癒後、チタンプレートを後から取り除く手術
(チタンプレートはレントゲンなどに映り込みますが、取り除かなくても問題がない場合もあります。)
【よくある質問】
Q. ダウンタイムはどのくらい?A. 腫れや内出血は約1〜2週間、マスクでカバー可能です。食事は2〜3日間は柔らかいものを推奨。完全な腫れの引きは1ヶ月前後。
Q. 痛みはありますか?
A. 術後2〜3日は鈍い痛みがありますが、処方薬でコントロールできます。
Q. 保険は使えますか?
A. 審美目的のため、保険適用外(自由診療)となります。
Q. どちらを選べばいいか迷っています…
A. 顎の形・長さ・顔全体のバランスを診断したうえで、最適な方法をご提案します。カウンセリングでお気軽にご相談ください。
【最後に】
神奈川県横浜市にある「長津田南口デンタルクリニック」では、医学博士の資格を持つ口腔外科医がオトガイ形成手術を担当します。
あご先のコンプレックス、まずは無料の相談をしてみませんか?
当院からの営業はありません。患者さまのご納得のうえ、治療を進めますのでご安心ください。
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